脱毛原因物質であるDHT(ジヒドロテストロステロン)だけで見る限り、大きく影響を受けるのが前頭部であり、頭頂部もまた影響の出やすい場所だと言われています。そして、前頭部の薄毛が進んだ場合がM型となり、頭頂部の薄毛が進んだ場合がO型となります。一方で、後頭部下部を含め側頭部に至る部分のU字型の領域には、DHT(ジヒドロテストロステロン)の影響を受けない毛包が集まっています。この部分の毛髪は、「生涯型」と呼ばれ生涯にわたって毛髪の成長を繰り返します。すなわち、M型であってもO型であっても、後頭部下部や側頭部の毛髪は、ほとんど一生残っているといえます。
(注:怪我・火傷などによる場合は、この限りではありません)
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