薄毛の悩みを植毛で解決する

2004年に行われた調査によると、日本の成人男性の薄毛率は約26％。実数にして約1300万人が、客観的に見て薄毛であるという結果があります。1982年に同様の調査が行われた際は、約16％、620万人が薄毛であるという結果が出ていたため、約20年間に実に1.67倍の成人男性が薄毛になっていることになります。

薄毛の原因は、ストレスなどの精神的な負担も遠因として考えられますが、最も多く見られるのが、男性型脱毛症（AGA）です。男性型脱毛症（AGA）とは、男性ホルモンが特定の酵素の影響を受け、DHT(ジヒドロテステステロン)に変質し、毛髪の成長を阻害することで、毛髪が成長する前に脱毛へと至る症状です。また遺伝的要素も大きく関係すると言われています。

一方、薄毛に悩む女性の数は、潜在的なものも含めると1000万人ともいわれます。女性の場合、結婚や出産などのストレスによるホルモンバランスの崩れ、また、年齢による髪質の老化などが原因として考えられるようです。

一言で薄毛対策といってもさまざまな方法があります。その代表的なものが「かつら」。頭部全体を覆うタイプや脱毛部分だけを覆うタイプなどがあり、すぐに増毛効果を得ることができます。最近では、特殊な吸着剤で毛髪を貼り付けるタイプのかつらも登場しています。

また、自身の髪の成長を促す育毛剤も薄毛対策の代表的なもの。育毛剤によって異なりますが、頭皮の血行を活発化させたり、ホルモン調整や脱毛原因物質を抑制して毛髪の成長を促進させたりするのが育毛剤の特徴です。また、最近では経口による男性型脱毛症用薬も処方されるようになりました。

そして、根本的な薄毛対策としてあるのが自毛植毛です。
自毛植毛とは、自分の後頭部や側頭部の毛髪を髪のボリュームが気になるところへ移植する植毛法です。人工毛による植毛もありますが、自毛植毛であればご自身の髪の毛を使用することで、成長しては、自然に生え替わるサイクルを持ち、パーマなど、自由なヘアスタイルが楽しめる自然な髪が甦ります。

「どうせ薄毛対策をするのなら、自然な自分の髪を取り戻したい」
誰でもそう思うのではないでしょうか。あるいは、怪我や火傷などでできた脱毛をあきらめてはいませんか。ご自分の髪の毛を移植し、元気な髪を取り戻すことを実現する自毛植毛なら、髪の悩みを根本から解決します。
本サイトではその仕組みを、毛髪の基礎知識からご説明しております。